2023年5月26日から交付申請受付開始の新たな住宅改修の補助金が始まりました!
大がかりなお家のリフォームではなくても、例えばリビングだけの窓のリフォーム(内窓設置、ガラスのみの交換など)、玄関ドアといった部分的な取替リフォームでも補助金対象になります。
なので、ずっと前から取替をしたかった玄関ドアも補助金を利用してお得に取替♪
加えて玄関の冬の寒さも軽減出来たりのお得なリフォームになります。
1.事業の概要
補助金申請期間 : 令和5年5月26日 ~ 令和6年1月19日
工事完了報告期間 : 令和5年6月23日 ~ 令和6年2月29日
補助金上限額 : 35万円/戸
※補助額合計が5万円未満の場合は補助対象外となります。
・国交省が行うZEHレベルの省エネリフォーム
・2ケ所以上の開口部のリフォーム工事から申請可能
2.補助対象事業の要件
・令和5年4月1日以降の契約かつ事業者登録後に着手する工事を対象
【 工事の分類 】
全体改修 ・ 建替え :他の補助金額が大きい補助金事業がある為、
この補助金事業よりも、そちらの利用をおススメ!
部分改修 : 戸建住宅・共同住宅 対象
①開口部の改修
窓や玄関ドアなどの開口部:取替、内窓の設置、ガラス交換
②躯体の断熱改修
床・壁・天井へ断熱材を施し、お部屋の断熱効率を上げる
③エコ住宅設備への改修(取替)
エコキュート(電気)、エコジョーズ(ガス)、電気とガスのハイブリット給湯器等
※給湯器の取替とユニットバスの取替があれば、節水型シャワー水栓・高断熱浴槽も
補助金対象になる。
3.補助額
◇開口部(必須工事) ①モデル工事費(P20)×補助率 ②実際の工事費×補助率
→ ①と②の低い方を補助額(A)とする
◇躯体(単独不可) ①断熱材m3あたりのモデル工事費(P21)×補助率 ②実際の工事費×補助率
→ ①と②の低い方を補助額(B)とする
◇設備※1 ①モデル工事費※2(P22)×補助率 ②実際の工事費×補助率
→ ①と②の低い方を補助額(C)とする
◇補助率 ・省エネ診断 1/3
・省エネ設計等、省エネ改修 40%
◇補助上限額 戸建住宅、共同住宅 350,000円/戸
◇最低補助金額 5万円
■モデル工事費
開口部の断熱改修工事 <必須工事>
モデル工事費 モデル工事費から算出した補助額(40%)
◇ガラス交換 [大]1.4㎡以上 ¥96,000/枚 ¥38,400/枚
[中]0.8㎡以上1.4㎡未満 ¥72,000/枚 ¥28,800/枚
[小]0.1㎡以上0.8㎡未満 ¥24,000/枚 ¥9,600/枚
◇内窓設置・外窓交換 [大]2.8㎡以上 ¥248,000/箇所 ¥99,200/箇所
[中]1.6㎡以上2.8㎡未満 ¥192,000/箇所 ¥76,800/箇所
[小]0.2㎡以上1.6㎡未満 ¥160,000/箇所 ¥64,000/箇所
◇ドア交換 [大]開戸:1.8㎡以上/引戸:3.0㎡以上 ¥360,000/箇所 ¥144,000/箇所
[小]開戸:1.0㎡以上1.8㎡未満 ¥320,000/箇所 ¥128,000/箇所
引戸:1.0㎡以上3.0㎡以上
注意:実際の工事費用がモデル工事費用より安い場合は補助額も低くなります
※モデル工事費:国が定めた、工事の基準額
4.申請手続き
施工業者(リフォーム会社)が、補助事業者として申請手続を行います。
■手続きの流れ■
令和5年4月1日以降 工事契約
⇩
施工業者 交付申請
⇩
事務局 交付決定
⇩
工事着工
⇩
工事完了
⇩
施工業者 完了報告申請
⇩
事務局 完了確認・交付決定
⇩
事務局 施工業者へ補助金を口座振込
⇩
施工業者 工事依頼者へ補助金全額を口座へ振込
5.おわり
この補助金は、実質、これからスタートの補助金で、部分的なドアや窓のリフォームにはかなりメリットのある補助金です。
まず、モデル工事費が決められているものの、それに対して40%の補助金が出るというのは過去最高額かもしれません。
例えば、玄関ドア取替とリビングの掃出窓2ケ所で、100万円弱の工事費がかかったとして、今回の補助金であればざっくり30万円近く現金が後で戻ってくる感覚になります。
ただし、ドアも内窓やガラスも基準に沿った断熱性能の商品を選ばなくてはならないので、その分もともとのコスト高にはなります。そのコスト高は、結果的に暖冷房の効率が非常によくなり、光熱費がおさえられるので、十分なメリットがあります。
家全体で新築にするようなリフォーム、開口部以外の部分リフォームがメインでの計画の場合は、
・【2023年補助金】最大245万円!3省連携ワンストップ補助金(住宅省エネ2023キャンペーン)
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業 最大120万円/戸
などもあります。
どういった改装工事をするのかによって、施工業者に相談しながらBESTな補助金をお得に利用するのが良いと思います。
電気代も値上がり続きではあるけれども、国も国民全体の電気・ガスの使用料を少なく出来るよう、色んな補助金を頑張ってくれてるなと思います。
お家のリフォームをお考えの方は、ぜひ検討してみて下さいませ😊
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